アロゼの意味知ってる?勘違いなやり方でフランス人シェフに笑われた

調理方法・テクニック

 

 

フランス料理やで働いているそこの君!

 

先輩からアロゼって教えてもらって

ここまで来たんだろう?

 

知ってるよ〜

 

フライパンで油を回しかけながら

魚や肉をゆっくり焼いていくフランス料理の技術でしょ?

 

はい。それ、嘘だから!

 

今回はフレンチやってる人なら誰でも聞いたことのある

アロゼの意味をフランス人シェフに聞いてみました。

 

 

 

意味知ってる?アロゼとは?

アロゼ(フランス)解説

《「水をまく」の意》料理で、ソースやシロップなどを上から振りかけること。また、肉や魚に油を振りかけながら焼く料理法。

Goo辞書より

 

これちょっと怪しいんですよ。

 

勘違いなアロゼのやり方

フライパンで油を回しかけながら

魚や肉を焼いていくフランス料理のテクニック

 

直火だと食材へ急激に火が入るのを抑えて

ゆっくりストレスなく火入れをしていく。

 

アロゼをすると食材がふんわりと仕上がるよ。

 

当時の料理長からイカツイ顔されながら教わっていました。

 

もしも、あなたもこの勘違いなアロゼのやり方を教わっていたのなら

明日から先輩や料理長に教えてあげてください。

 

「それ、アロゼじゃないよ」って

 

フランス人シェフに笑われた理由

オーストラリアで2年ほど住んでいたときに働いていた場所が

フレンチレストランでした。

 

多国籍な職場でオーストラリア人、イタリア人、ドイツ人、フィリピン人などなど

いろんな国のシェフ達と一緒に働いていました。

 

もちろんフランス人のシェフもいて

仲も良かったのでここぞとばかりに気になっていたこと

 

フランス用語の”アロゼ”を聞いてみました。

 

ねぇねぇ、これってアロゼ?

(フライパンで肉に油をかけながら、僕が思っているアロゼをしながら。)

 

「え?アロゼ?笑」

「ん〜言えなくもないけど・・・」

 

みたいな微妙な反応でした・・・涙

 

仕事終わりにレストランの周りの花壇に水をやっていると

 

「お前が今やってるのがアロゼだよ笑」

 

って言われました。

 

僕が教えてもらってきたアロゼは違ったみたいでした。

 

花の水やりがアロゼらしいです。

 

 

申し訳ないですが、

フレンチやりたいならフランス語くらい覚えとけよ!

ってぷんぷんしていた先輩を笑いそうになりました。

 

フレンチやりたいなら勘違いな日本人から教わるよりも

フランスに行った方が早いです。

 

まとめ

 

僕が先輩シェフから教えてもらったテクニックを

フランス人シェフに聞いたら

 

アロゼは花の水やりという意味でした。

 

人から教えてもらったことを

鵜呑みにせずに

 

自分で物事を考えることのできる

シェフになって欲しいです。

 

フランス料理を勉強したい若手シェフが初めて読むべきプロ向けの本

 

 

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