自宅のキッチンでパパッとベジタブルブイヨンの作り方と使い方

料理のレシピ

 

  • できれば科学調味料を使いたくない。
  • 体に良いもの、栄養のあるものを食べたい。
  • でも、めんどくさいことはしたくない、簡単に出汁を取りたい。

 

 

多くの日本人は小さなころから、コンソメキューブや本出汁に慣れていて

罪悪感なく使っていますが、元を辿れば、化学調味料です。

化学調味って聞けばなんだか体に悪そうなイメージですよね?

 

 

シェフ
シェフ

今日は自宅で作れる洋風の出汁。ベジタブルブイヨンの作り方です。

 

料理を作りながら、一つの空いているコンロにお鍋をかけておくだけでで完成しちゃうので難しいことが一切ありません。

 

✅ベジタブルブイヨンの作り方、使い方をマスターすれば、チキンコンソメや本出汁に頼ることなく、美味しい料理を作ることができるようになります。

 

ベジタブルブイヨンの作り方

・ベジタブルブイヨンの基本的な材料

タマネギの芯、ヘタの部分 2〜3個分
ニンジンの皮、ヘタの部分 1本分
セロリの葉っぱや端っこ 1本分
キャベツの芯 1玉分
3リットル
フレッシュタイム(なければドライ) 1本分
ローリエ 1〜2枚
クローブ 2、3粒
パセリの芯 2本分
ひとつまみ
白コショウ ひとつまみ

 

 

ベジタブルブイヨンの作り方

1、水を入れた鍋に上記に記載の食材をすべて入れ、1時間ほどかけて煮出します。

2、煮出している途中でアクが出始めたら取り除きます。

3、煮出し終わったら、網目の細かいざるで切り、液体だけにします。

 

 

ベジタブルブイヨンに使う野菜は、ここに載っているも食材だけでなくても代用することができます。

 

レモンの皮、ブロッコリーの芯、カリフラワーの芯、蕪のヘタ、など料理に応じて野菜を変えてみると味が変わるので楽しまめます。

 

ベジタブルブイヨンとは?

ブイヨンとはフランス語なので、難しく感じますが日本語でいうと”ダシ”になります。

 

  • フランス語:ブイヨン
  • イタリア語:ブロード
  • 英語:ストック
  • 日本語:ダシ

 

ブイヨンは基本的に肉や骨などから取った出汁のことになりますが、今回はベジタブルブイヨンということなので、野菜から取った出汁ということになります。

 

✅本出汁は和風出汁。ブイヨンは洋風の出汁と覚えておくと簡単です。

 

ベジタブルブイヨンの使い方

ベジタブルブイヨンっていつ使うの?

 

「アッ!レシピにコンソメが必要だけど、買い忘れちゃった!」

コンソメと、ブイヨンは正確には違いますが、代用することはできます。

 

  • 野菜や肉を入れてスープとして
  • 煮物に使って下味に
  • パスタのソースに加えてコク出しに
  • シチューやカレーに入れる水の代わりに

 

煮物系で使う水の代わりにブイヨンを使うことで、野菜の旨味と栄養価がプラスされ

料理のコクもアップするのでレストランの味にグッと近づきます。

 

ベジタブルブイヨンの保存方法

ベジタブルストックは冷蔵保存で、3〜4日ほどしか日持ちがしないので、

作り終わって、残ったベジタブルブイヨンはジップロックなどに入れて冷凍保存することができます。

 

 

野菜クズの集め方のコツ

1回の料理では野菜のクズを貯めるのが難しいので、料理をしたときに毎回野菜のクズを一つの袋に貯めて冷凍しておき、まとまったら一気に出汁を取るのが楽です。

 

まとめ

ベジタブルブイヨンを作れないから美味しい料理が作れないということはありません。

時短、簡単重視の方であればインスタントのチキンコンソメ、コンソメキューブ、ベジタブルストックなどを使うことでもある程度の料理を作ることはできます。

 

しかし、本格的なレストランではインスタントのコンソメキューブを使うことはまずないでしょう。

手間は何倍もかかりますが、出汁は必ずイチかから取ります。なぜなら、イチから手間をかけて取った出汁を使って、作った料理の方が美味しいことを知っているからです。

 

また。野菜から出た栄養価もあるので、料理はある程度作れるんだけど、

自宅での料理にちょっとプラスアルファを加えてみたい、そんな方に挑戦して欲しい洋風の自家製出汁。ベジタブルブイヨンでした。

 

 

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