ローストビーフのスライスにおすすめな包丁は実は柳刃じゃなかった…

包丁

 

 

ローストビーフをきれいに切れるようになりたいんだけど、

どんな包丁がおすすめかな?

 

柳刃包丁がよく切れるって聞いたらから、ローストビーフの切り分けに使ってみようかと思うんだけど。

 

シェフ
シェフ

ローストビーフを切るのに柳刃包丁はおすすめではありませんが、僕自身も仕事で使っていた筋引き包丁は使いやすくきれいに切れるのでおすすめです。

 

今回の記事ではローストビーフの切り分けに使う包丁が柳刃包丁はおすすめしていない理由

ローストビーフを切り分けるのにおすすめな包丁のご紹介です。

 

⇒こんな方におすすめの記事です。

  • ご家庭で、ローストビーフを作ってみて切り分けまでこだわってきれいにスライスしたい方
  • ホテルやレストランでそろそろ肉の切り分けに携わらせてもらえそうで、今後のためにお肉をスライスする包丁を1本買っておきたい方。

 

 

 

ローストビーフのスライスにおすすめな包丁は実は柳刃じゃなかった…

 

シェフ
シェフ

ローストビーフは断面がきれいで商品価値の上がる料理一つ。

キレイに切り分けようと思うと、よく切れる包丁がいるのは当然。

 

日本料理の柳刃包丁は包丁の中でもよく切れますが、

実はローストビーフのスライスには向いていません

 

もちろん柳刃でローストビーフが切れないわけではないですし、

実際に柳刃を使ってローストビーフをスライスしている職人さんもいますが、

今後包丁選びで迷っている方にのためにも少し使いにくいと感じる理由も紹介しておきます。

 

 

柳刃は片刃なので斜めになっていく

ローストビーフは上かから下まで均一にスライスする必要があります。

しかし、柳刃包丁な片刃になっているので、まっすぐ切り落とすことが難しく、切れ込みが斜めに入り、肉厚にムラができてしまうこともあるので、柳刃包丁に慣れていない方にはおすすめしていません。

 

 

摩擦熱がかかりやすい

魚の場合は平べったいのですが、ローストビーフは肉の塊のまま仕込みをするので、背の高さがあることが多いです。

背の高い肉の塊を上から下まで切るためには、柳刃包丁は刃の厚みがあるので肉との摩擦熱が発生しやすいです。

お肉を切り分けるのに負担がかかるのでおすすめしていません。

 

ローストビーフにおすすめな包丁

僕が仕事でローストビーフをスライスするときはスライサーを使うのもいいですが筋引き包丁という両刃で刃の薄い包丁を使っています。

シェフ
シェフ

両刃の包丁なのでまっすぐに切り落とすこともしやすいです。

 

ご家庭で使う分には2,3枚切ればいいだけかもしれませんが、仕事で使うとなると何百枚のローストビーフを素早く切り分けていかないといけないときもあるので負担なく切れる包丁必要になってきます。

 

僕が使っている包丁の刃の部分がなみなみになったディンプル包丁をされたものを使うのでお肉への摩擦も感じにくく、負担が少なく切ることができるので切るスピードも上がり仕事の効率化にもつながります。

 

ウエディングレストランで毎週何百人分のローストビーフを切り分けていたのもこちらの筋引き包丁でした。

 

包丁の商品名にサーモンとと入っていますが、サーモンを切ると気にも使いやすくローストビーフも切りやすいです。

 

270㎜の筋引きを使っていたこともありますが、少し刃先が長く持て余していた感じがあったので須賀、240㎜の包丁はまな板の上でも取り回ししやすく扱いやすいです。

 

⇒合わせて読みたい記事

料理のプロが使っている筋引きの長さやサイズってどれくらい?

タイトルとURLをコピーしました