ここ数年で、動物性の食材を摂らないライフスタイルを送るビーガンという言葉も広く知れ渡ってきたのではないでしょうか?
芸能人の方でもビーガンを始めた方もいますが、途中で挫折してしまう…という方も少なくありません。
日本人がビーガンを始めても挫折してしまう理由をまとめてみました。
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日本人がビーガンライフを挫折する6つの理由
日本では正直、ビーガンを始めにくいという状況でもあります。
これから、ビーガンライフにしていきたいという方が挫折しないようにも、
挫折しやすい理由をまとめました。
- ビーガン食材が手に入らない
- ビーガンレストランが少ない
- ビーガンを続けるにはコストがかかる
- ビーガンではない友人から毛嫌いされる
- ビーガン料理だけでは体調を崩すことも
- 肉が食べたい!寿司が食べたい!
それでは順番に見ていきましょう。
ビーガン食材が手に入らない
日本ではビーガンという言葉が広まってきたことはありますが、ビーガン人口がまだまだ多いとも言えませんし、少数派の人種に含まれてしまいます。
ビーガンは基本的に動物性食材を食べないということで、野菜や植物性の食材を食べます。
しかし、植物性だけでは味気ないことも事実で、何かエッセンスを加えていきたいところです。
最近では大豆ミートなんていった肉に見立てた食品もありますが、こだわり食材屋さんやちょっと変わった商品を取り扱っているスーパーなどに行かなければ手に入りません。
日本ではまだまだ馴染みのないこともあり、動物性の含まれない食品を探し回るのは困難なことでもあります。
ビーガンを続けるために、ビーガン食材を毎日探し回るというのは食事を欠かすことのできない人間にとってはストレスでしかありません。
日本ではビーガン食材を見つけることが難しいのがビーガンを始めてみた人の挫折してしまう原因でもあります。
ビーガンレストランが少ない
多国籍人種を受け入れている国ではレストランにはビーガンメニューやベジタリアンメニューというのがあって当然という国もあります。
しかし、日本ではほとんどがビーガンではない日本人しか住んでいないので、ビーガンメニューを取り入れるメリットが見当たりません。
レストランのメニューに少数派用のビーガンメニューを入れたところで、運用コストがかかりますし、注文があまり入らなければ、準備している食材も無駄になってしまいます。
東京や大阪などの大きな都市ではビーガンカフェやレストランも増えてはきましたが、田舎の方に行けばビーガンの食事ができる場所がほとんどないという地域もあります。
ビーガンの食事ができるという選択肢がなくなれば、ビーガンでない友人と気軽に外食に出かけることもできません。
ビーガンメニューが少ないというのもビーガン初心者にとっては最初の挫折の原因となる壁でもあるのではないでしょうか?
ビーガンを続けるにはコストがかかる
ビーガンを始めるのは意外とお金が必要だったりします。
え?野菜しか食べないから、お肉を食べる人よりも食費が安くなりそうなのに。
と思いがちですが、ビーガン用の食品というのは流通も少なく値段が割高ということもあります。
また、レストランでのビーガンメニューでも植物性の食材だけで味を引きだすというのは技術もいることで割高な設定になっていることが多いです。
ビーガンはコスパが悪いというのも挫折の原因かも。
ビーガンではない友人から毛嫌いされる
ビーガンを始めたよ!っと友人に伝えても、あまり理解のない方であれば
え?ビーガン?なんで?
ミーハー?
芸能人が始めたから?
宗教始めた?
気取ってんの?
肉食べろよめんどくさ~
ということになってしまいます。
食べ物が違えばお互いにイチイチ気を使うことが増えてしまいますので、慣れていない方だと疲れてしまいます。
自分はビーガンと告知することで、友人関係との付き合いもしにくくなるのが挫折の原因でもありませんか?
ビーガン料理だけでは体調を崩すことも
今までは肉や魚を普通に食べていた人が、急に食生活を大きく変えることで
必要な栄養素が足りずに体調を崩してしまうということもあります。
芸能人の中でもビーガンだよと言いつつも、実はこっそり
肉や魚を食べていたという人もいましたよね。
急な食事の変化は体調を崩して挫折の原因にもなるので、
始めるなら少しずつ体を慣らしていくことをお勧めします。
肉が食べたい!寿司が食べたい!
ビーガンの生活をしていると、カロリーの低い植物性の食材ばかり食べるようになるので
常におなかがすいているという状態にもなります。
ビーガンになったからと言って肉や魚が嫌いになるわけではないですし、
日本人だとやっぱりお寿司を食べたい…ってのがホンネではないでしょうか?
日本人はそもそもビーガンライフも挫折するという性質を持っているのかもしれませんね。
まとめ
ビーガンになると言っても日本にいると続けることが難しいというのがあります。
もし、挫折せずに続けることができたとしても、植物性の食材だけだと、どうしても毎日の食事も味気なくなってしまいます。
ビーガン料理をマスターするのも使い慣れない食材や調理で嫌になるって人もいます。
完全にビーガンになる必要はありませんが、ビーガンの食事生活をたまに取り入れてみるだけでも
ビーガンを目指している人がどんなことを考えているのかということもわかっていくので、友人にビーガンの方がいるのであれば、たまには取り入れてみてほしいです。
ビーガンを始めてみると体がスッキリしたという方もいるので
健康に気を使い始めたい、お肌のノリがイマイチ…という方も
ちょっとずつ挑戦してみるのもいいでしょう。
でも、ビーガン料理って何作ればいいの?
って方もいるとは思います。
ビーガン料理ってどんなのがあるのか、
こちらを覗いてみては?
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