こんにちは食卓クリエイターのタカです。
最近、お刺身をきれいに引けるように、なりたい!と思い、
関西でも有名な道具屋筋まで行き和食の包丁、柳刃包丁を買いました。
和食の包丁はとてもサビやすく、使っている途中で目を離したすきにも錆がでてくるほどなので、手入れが苦手は私はすぐにサビさせて高級な和包丁もダメにしてしまうんじゃないかと思い、

包丁屋さんから直接、包丁の手入れの方法まで教えていただきました。
和包丁を油でのお手入れはサビの原因になります。
和包丁がサビるのは水分が原因でよくふき取っていれば、ある程度はサビないのですが、長期での保存になるといくら水分をふき取っていても、湿気の多い日本では空気中の水分から錆が始まってしまいます。
対策として考えたのが、

刃の部分を油でコーティングしておけばサビないんじゃないか?
という素人な安易な発想。
刃に油をコーティングして、長期保存すると、今度は油が酸化してしまい、錆の原因になってしまうとのこと。
特に高級な和包丁はデリケートなので、

包丁の手入れにサラダ油やオリーブオイルを使うのはやめましょう。
刃物専用のお手入れ用油もある!
どこのおうちのキッチンにもあるようなサラダ油なんかでは包丁をコーティングしてはサビの原因になる可能性もありますが、和包丁や刃物専用のお手入れ油もあるので、どうしても和包丁の錆が心配な方はお勧めします。
和包丁のお手入れ方法
和包丁は切れ味をよくするために、鋼を使用してあるので、とてもサビやすいです。
なので、こまめなお手入れは必須になってきます。
一生モノの包丁として使い続けるためにもこまめなお手入れをしてあげましょう。
水分をしっかりふき取る
包丁がサビる原因は水分です。反対に水分が残っていなければ、一定の時間であれば、サビることもなくなってきますので、使い終わった後にはしっかりとタオルやキッチンペーパーを使い水分をふき取っておきましょう。
サビない保管方法
和包丁はどうしても長期間使わない時期も出てくるので長期間保存するときのサビ対策をご紹介します。
乾燥する場所に置く
和包丁を使い終わった後には水分をふき取るのは必須ですが、乾燥する場所に置いておくことも大事です。
湿気の多いシンクの下などに置いておくと、次に使おうと思った時には包丁がサビている可能性もあります。
油紙で包む
長期間保管をするなら包丁をそのまま置いておくよりも、包丁保管用の油紙が売ってあるので、こういった便利グッズを活用するのも包丁を長持ちさせる秘訣でもあります。
新聞紙で包む
油紙の代用品としては新聞紙があります。
新聞紙を使うデメリットとしては、包丁のサイズに合わせて切ったりしないといけないですが、新聞紙はインクの油分が多いので、長期保管時に新聞にくるんでおいておくと錆対策になります。
お手入れいらずでサビない和包丁
和包丁は切れ味を上げるためにサビやすくなってしまいます。
どうしても、手入れに不安のある方は、さびにくいステンレス製の和包丁もありますので、

せっかく高い値段で買った包丁がサビて使い物にならなくなった・・・
という悲しい思いをすることが予想できそうな方にはステンレス製の和包丁はおすすめです。
まとめ
和包丁の手入れに調理用の油を使うと油が酸化してしまい
サビの原因となってしまいますので、和包丁を使い終わった後にはしっかりと水分をふき取り、乾燥する場所でしっかりと乾かし、油紙もしくは新聞紙に包んで保管しましょう。