家族が冬瓜をいただいてきました。それですっかり忘れて放置してあったのを、冬になってから見つけました……。しかしさすがは「冬瓜」、いただいたときのままのつるっと美しい姿を保っていました。
さて、巨大な冬瓜をまるごともらって、どう料理しようか悩んでいらっしゃるあなたに、一つの案をご紹介いたします。
・初心者向け料理レシピのライター紹介

平日は、パパっとお手軽に。休日には、じっくり料理を楽しみ味わう。
ずぼらプチ料理人のはっしーです。
現在、料理上達に向けて料理に関わる資格取得に向けて猛勉強中!!
レシピ記事制作の中で気をつけていることは、
料理初心者の方でも再現できるような書き方にしているところです。
✅こんな方におすすめなレシピ
- 味のない冬瓜を美味しく食べたい。
- 冬瓜を使い切るのが大変・・・
- 冬に温まるレシピを探してる。
- 簡単に作れる煮物はないかな?
冬に食べるピリ辛冬瓜スープ
今回ご紹介させていただく”冬に食べるピリ辛冬瓜スープ”は大きくてボリュームのある冬瓜を、一口大に切ってピリ辛に煮た料理です。
ピリ辛味に仕上げるので、ご飯が進むこと間違いなしです。
仕上げには水溶き片栗粉でとろみをつけるので、冷めにくく、いただいているうちにじんわりと汗をかいてきます。温まりたい冬にもおすすめの料理です。
冬瓜を大量消費したい!
冬瓜を頂いたり、買ったりすると、あの大きさでとても1日や2日で使い切ることができませんよね・・・
我が家では、野菜嫌いの男ども相手に冬瓜をみじん切りにして柔らかく煮て、カレーに入れてごまかすという手法をとっていました。
しかし、大きな冬瓜相手では、カレーばかり作っていてもなかなか終わりが見えてきません。
もちろん個人差ありですが、今回ご紹介する料理だと野菜をいつも残す男どもでも食べることができたので、野菜嫌いの方が見えるご家庭でもお試しいただきたいです。
冬瓜の旬はいつ?
ところでみなさん、なぜ冬瓜は「冬の瓜」と書くのかご存じでしょうか。
私はてっきり冬に採れるからだと思い込んでおりましたが、どうやら「冬まで長持ちする瓜」という意味が込められているらしいですね。
✅冬瓜の旬は冬ではなく夏なのです。
ピリ辛冬瓜スープのレシピ
難易度 ★☆☆☆☆
所要時間 30分
材料4人分
作り方
1、冬瓜は皮をむいて種とワタを取り除き、一口大に切ります。
2、鍋に水250mlを入れ、お湯を沸かします。沸いたら生姜チューブと鶏がらスープの素小さじ3、みりん大さじ1と、1の冬瓜を入れ、20分ほど煮ます。冬瓜に水が被らなかったら、足してください。
3、冬瓜に竹串などがスッと通るくらい柔らかくなってきたら、豆板醤5g、甜麺醤5g、ツナ缶2こをいれます。
4、お好みの柔らかさまで煮たら、Aの片栗粉小さじ2と水100mlで、水溶き片栗粉を作ります。火を止め、箸などで鍋の中身をかき混ぜて流れを作ったところへ、水溶き片栗粉をすこしずつ流し入れます。
5、火にかけてかき混ぜ、程よいとろみが出たら完成です。

このレシピは少し辛めに書いてありますので、お子様のいるご家庭では味見をしながら調味料を調整していただくと幸いです。
アレンジポイント
簡単なレシピの料理ほどアレンジが楽しめます。
アレンジ方法をいくつかご紹介させていただきますので、
冬瓜を丸ごと食べるときにいろんな味を試してみてください。
サバ缶、ツナ缶あなたはどっち?
今回のレシピではツナ缶を使って作りましたが、ツナ缶の部分をサバ缶に変えても作ることができます。
お家に余っている、もしくは好みの缶詰で自分だけのオリジナルレシピにも挑戦してください。
水煮派?油煮派?
今回はツナ缶を使用しました。油煮のツナ缶を汁ごとすべていれるとコクのある味わいになっておすすめですが、脂質が気になる方は油をきっていただいたり、水煮のツナ缶をご使用ください。
✅ツナ缶の使い分け
- 油煮はコクが出る。
- 水煮はあっさり。
豚肉を入れると主菜に変身!
炒めた豚肉を、水溶き片栗粉でとろみをつけた後にいれるのもおすすめです。ボリュームアップして、りっぱな主菜に変身します。
皮まで食べれる冬瓜
野菜は実と皮の間に栄養が一番詰まっていると聞いたことがあります。
冬瓜のむいた皮は、きんぴらにすると丸ごと美味しいくいただけますよ。
冷凍保存もできる冬瓜
使いきれない分、余った冬瓜は、下茹でをしてから粗熱をとり、密閉できる容器や袋に入れて冷凍保存をすることもできます。
私は面倒だったので生のまま一口大に切って冷凍保存しましたが、しっかりゆでて使用する分には問題なくおいしくいただくことができました。
まとめ
大きな丸ごと冬瓜をいただいたあなたに、温まりたい冬にぴったりな、ピリ辛煮はいかがでしょうか。
どうにも冬瓜の食感が気になるけど、いただいてしまったからには消費したい!という方には、冬瓜をすりおろしてしまうことをおすすめします。

とろっとしたスープに仕上がるので、汁物代わりにすることもできますよ。