料理がめんどくさいと思う原因と簡単に作れるおすすめ簡単レシピ

料理のレシピ

日々の料理作りがめんどうくさいと思いながらキッチンに立っていると、せっかく作られた料理も、栄養価が落ちるかもしれません。

愛しい家族のために心を込めて作った料理は薬にもなりますが、お腹を満たすためにだけ作られた料理は、果たしてどうなのでしょうか?
できることなら気分よく料理を作りたいものです。
料理を楽しむためには、「頑張りすぎないこと」です。
「時短料理を取り入れる」「保存食を作っておく」「市販のレトルト食品や冷凍食品を上手に利用する」などで、気持ちに余裕ができます。

食事を担当する人をひとりに頼らず、分担することも大事です。

常々、家族みんなが食事づくりに参加しておくと、ひとり暮らしになった時、きっとよかったと思うはずです。

時短料理を取り入れる

調理不要で、テーブルに出すだけで食べられる豆腐や納豆、メカブやモズク、エノキのビン詰め、鮭のフレーク、昆布の佃煮などを常備しておくと、ちょっとしたアレンジで簡単な副菜が一品できます。
例えばモズクなら、キュウリを薄く輪切りにして、混ぜるだけで簡単な酢のものができます。エノキの瓶詰も大根おろしと和えるだけで、さっぱりとした一品ができます。
鮭のフレークがあれば、卵1個をプラスするだけで彩の良いチャーハンが出来上がります。
このように何かと何かを組み合わせば、簡単に一品ができ、手抜き料理に見えない時短料理をリストアップしておくことで、食事作りのストレスを減らすこができます。
料理作りが面倒と思う原因の一つに、長時間の立ちっぱなしの作業があります。
年齢とともに足腰が弱くなり30分以上もかけて凝った料理を作るのは無理になってきます。
次に紹介する時短料理と、鍋にかけて放りっぱなしでももそれなりに美味しく出来上がるポトフや野菜スープ、ラタトゥーユなどを上手に組み合わせると、ストレスを感じることなく食事の用意ができます。

3分以内でできる時短料理10選

①キュウリのたたき(2人分)

ボウルにしょうゆ大さじ2分の1杯、酢大さじ2分の1杯、ごま油少々を入れておきます。そこにキュウリ1本をすりこ木でトントン叩きヒビを入れて割って、漬けます。

②ピーマンの甘辛炒め(2人分)

ピーマン3個は半分に切り、ヘタと種を取り除き千切りにします。
油で炒め、しんなりしたら、しょうゆ大さじ2分の1杯、酒大さじ1杯、みりん少々で味をからめ、器に盛って鰹節をかけます。

③もやしのカレー炒め(2人分)

モヤシ一袋は洗って水気を切っておき、フライパンに大さじ1杯の油を熱し、サッと炒め、カレー粉小さじ1杯を入れて混ぜ、しょうゆ少々を入れてさらに混ぜ、味を整えます。

④カマボコのオードブル(2人分)

カマボコ1本は約2㎝幅に切り、中央部分に包丁の切れ目を入れ、キュウリやチーズ、練りウニ、のりの佃煮などをはさみます。

⑤卵のココット(2人分)

ココット皿にバターを塗り、卵を割り入れ、ミニトマトを細かく切って散らし、塩コショウ、粉チーズをふり、オーブントースターで好みのかたさに焼きます。

⑥パイナップルのベーコン巻き焼き(2人分)

パイナップルをひと口大に切りベーコンで巻き、オリーブオイルを少量入れ、フライパンで焼きます。

⑦山芋の梅カツオあえ(2人分)

山芋は皮をむいて酢水につけ短冊に切ります。
梅干し1個は種を取り細かく刻んで、山芋と混ぜ、かつお節を乗せます。

⑧オクラのおかか和え(2人分)

オクラはさっと湯通しして小口から切り、しょうゆ少々と削りカツオを少し盛ります。

⑨ブロッコリーのチーズ焼き(2人分)

ブロッコリーは適量を食べやすく切り、耐熱皿に並べ、軽く塩コショウし、溶けるチーズを乗せて電子レンジにかけます。

⑩カボチャの塩昆布あえ(2人分)

薄くスライスしたカボチャを耐熱皿に並べ、塩昆布をふりかけ、軽くラップをかけて電子レンジにかけます。

保存食を作っておく

大がかりの保存食でなく、1週間ほどで食べきれる保存食を作っておくと、飽きずに食べれます。

新しょうがの簡単甘酢漬け

新しょうがを薄くスライスしてビンに入れ、「美味しい酢」や「リンゴ酢」などツンとこない酢をひたひたになるまで注ぎ、冷蔵庫で保存します。

ミニトマトのめんつゆ漬け

ミニトマトはサッと湯通しして皮をむいてビンに入れ、水で薄めためんつゆに漬け、冷蔵庫で保存します。

キュウリの甘酢漬け

キュウリ2本はへたの部分を取り、3cmくらいの長さに切り、それを縦半分に切ります。千切りにしたしょうが、酢大さじ2分の1杯、砂糖大さじ2分の1杯、塩少々を全て入れて混ぜ合わせ、耐熱容器に入れ電子レンジで30秒ほど加熱して冷ましてから、冷蔵庫で保存します。

市販のレトルト食品や冷凍食品を上手に利用する

最近のレトルト食品や冷凍食品はとても美味しく作られていますが、日持ちをさせるために食品添加物などで品質を整えられているものもあるので、利用頻度が高くなると脂肪や食塩などの過剰摂取につながるといった問題点もあります。
購入する際は表示をよく読んで購入しましょう。

缶詰を上手に利用しよう!

ツナ缶やサバ缶、大豆の水煮缶などは、災害用にストックされているご家庭も多いようですが、食べながら新しく買い足すのが理想的です。
ツナ缶を使った炊き込みご飯や、ダイコンと一緒にマヨネーズで和えたサラダなどを作って定期的に食べると食費の節約にもなります。
大豆の水煮缶は、糖質が低くダイエット食にも取り入れたい食材です。
大豆の水煮缶は水気を良く切ってそのままちぎったレタスと混ぜ、好みのドレッシングをかけるだけで、サブ的なおかずがすぐに出来上がります。
忙しい時は缶詰を上手に利用しましょう。

私は家族のお医者さん

医食同源という言葉がありますが、食べ物は薬でもあります。
家庭で料理を担当する者はお医者さんともいえます。
家族の健康を担っているのですから、めんどくさいだなんて言っていられません。
どの様な食材がどんな症状に効くのか知っておくことで、プライドを持って日々の食事作りができます。
次のような症状が気になるときは、症状の緩和に効果的な食材を使って料理を作りましょう。

・目の疲れには、豚肉、ホウレンソウ、カボチャ、モロヘイヤ、ニラ、トマト。
・口内炎には、シメジ、ホウレンソウ、大根、枝豆、納豆、オクラ。
・むくみには、ジャガイモ、小豆、枝豆、ネギ、ショウガ、リンゴ、バナナ。
・貧血には、カツオ、サバ、マグロ、アサリ、ホウレンソウ、青じそ。
・肩こりや腰痛には、ウナギ、豚肉、キノコ、ニンニク、タマネギ、セロリ、トマト。
・肌荒れには、サバ、イカ、シメジ、サツマイモ、グリーンアスパラガス、トマト。
・傷んだ髪には、アジ、サケ、鶏肉、昆布、ニンジン、ゴマ、クルミ、バナナ。
・花粉症には、サケ、ニンジン、キノコ、大豆、カボチャ、クルミ。
・便秘には、ワカメ、山芋、大豆、リンゴ、バナナ、プルーン、ヨーグルト。
・下痢には、ニンジン、レンコン、リンゴ、豆腐、ブロッコリー。
*食材で症状が改善できない場合はお医者さんにかかってください。

まとめ

食事作りは毎日のことなので、体調がよくない日や仕事が忙しい日は、めんどうくさいと思うことがあるのは当然です。
「何が何でも料理は手作りが一番」といった考え方や「料理を作るのは私の役目だから、頑張るしかない」といった思いこみは、パートナーや子どもたちにとっても決して良いとは言えません。
レトルト食品や冷凍食品を使った簡単な料理は、家族のだれもが気軽に作れるような体制をつくっておくことで、料理を担当する者のストレスが減り楽しく料理に取り組

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