普段、スーパーでお肉を買っている人にとって、精肉店は入りづらく感じることはないでしょうか?

普段の買い物はスーパーで済ませるんだけど、
たまには、精肉店を利用してみたい!だけど、スーパーと何が違うのかな?精肉店でお肉を買うメリットは何?
パック売りに慣れている人からすれば、
- 100gがどの位なのか検討がつかない
- 精肉店だと高級で価格が高いというイメージ
敬遠する理由になっていると思います。
しかし、そのようなマイナスなイメージを払拭するほど、個人の精肉店で買うメリットがあります。

今回は、精肉店でお肉を買うメリット、スーパーとの違いを説明します。
初めて入るときは緊張するかもしれませんが、とって食うわけじゃありません。
精肉店の店員が笑顔で迎え入れ、心配していたことがウソのように買い物ができますよ。
- 精肉店に行ったことがないけど、利用してみたいと思っている人。
- 普段はスーパーでの買い物で事足りるけど、たまには生肉点にも足を運んでみたい。
- 精肉店での買い物ってなんだか高いってだけのイメージ。
精肉店が家の近くにないって方は、今やネットからでも精肉店のお肉を注文することができます。
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精肉店お肉を購入するメリット
精肉店ではたいてい対面販売になっていて、店員とのやり取りが必要です。
初めて入店しようとする人は、緊張して入店さえできない人もいるかもしれません。
普段、精肉店に行かない方にとっては買いなれていないので、どのようにしてよいのか不安があるでしょう。ここでは、精肉店での購入方法をくわしく解説いたします。
大きな流れは、入店して「肉の量り売り」「加工して包装」そして会計です。
その際にスーパーとの大きな違いは店員さんとの「会話」があります。
肉の量り売り
まず精肉店へ入店したら、たくさんの肉がショーケースに並んでいますが、
スーパーと違いパック詰めで売る精肉店は少なく、手に取ってみることはできません。
ショーケースの中に入った色々な種類の肉が、トレーに並べられ100gあたりの金額が表示されています。しかし、量り売りに慣れていない人にとっては、100gがどのくらいの量かわかりませんよね・・・
精肉店で量り売りにする理由は、以下の理由があります。
- 人手が足りない
- 少量から大量まで細かい対応ができる
- 売り場スペースの問題
- 梱包資材の節約
ここでは”少量から大量まで細かい対応ができる”に注目してみると、
この場合、客側にはメリットがあり欲しい分だけ買うことができるのです。
献立と人数で必要な量を提案してくれる
初めての場合、パック売りならだいたいの見当がつきますが、量り売りはどのくらい買っていいのか分からないですね。なので、精肉店の場合は店員が教えてくれます。
精肉店では店員さんに作りたい献立と人数を伝えてみましょう。

夕食はカレーを4人分作りたいなぁ
すると、だいたいの分量を提案してくれます。
「大人と子供の人数は?」
「男女の人数は?」
「小食か?大食いか?」
などの情報があるとより詳細な分量を教えてくれます。
気の利く店員さんなら、質問してくれるでしょう。
そしてあなた専用の分量を精肉店での経験をもとに提案してくれます。
無駄なく買える
必要な分購入でき、無駄がありません。
例えば、焼き肉用の厚切りが15枚欲しい場合、スーパーではパック売りで購入します。
1パック4枚入りならば、
4枚 x 3パック = 12枚で3枚足りません。
かといって、4パック買えば1枚多くなってしまい無駄になります。
精肉店では、15枚丁度で買うことができます。しかも「大きいの15枚」と細かい注文も聞いてくれます。
例えば100g以下や、100g単位じゃなくとも購入できます。
80gの少量や130gなどの中途半端な量でも購入可能ということです。
✅購入単位を指定できることで、家族の人数や作る量に合った量だけを購入することができます。
指定金額分の購入も可能
他にも、「〇〇〇〇円分ください」という買い方もできるので、自分の予算にあった、欲しい分だけ購入することができます。
スーパーの場合、パック詰めを見て自分で判断して購入しますが、家に帰りやっぱり少なかったという事があるかもしれません。
精肉店では、店員と会話しながら決めることができるので、間違っていたら指摘してくれるので安心感もあります。
以前、常連のおばあさんから牛肉4㎏と注文が入ったのですが、いつも買う量よりはるかに多かったので確認してみると、やはり400gの間違いでした。
精肉店での店員さんのサポートを受けることができると考えれば、分量がイマイチわからないまだ、料理の初心者の方なんかにも精肉店での買い物はおすすめなのかもしれませんね。
肉を加工し包装
精肉店では分量が決まったら肉をカットして包んでくれるので、家に帰ってからまな板や包丁を出す必要すらありません。
陳列または奥の冷蔵庫から塊肉をだし、その場で目的に合わせカットしてくれるので、
カレー用なら一口大にカットされ、親子丼用なら細かく切ってくれます。
家でまな板や包丁を使わず、すぐ調理できるので楽です。
ところで、お肉を買って、異常に脂が多くついていたという経験はないですか?
スーパーでパック詰めを担当するのは、アルバイトやパート方の場合がありますが。毎回同じ人が詰めるわけではないので、その人の個性が出てしまいます。
精肉店はたいてい同じ人がカットするので、同じ仕上がりになります。
筆者の店では、仕入れた肉をそのまま提供するわけではなく、お客様の要望に答えることができるように処理をするので、必要以上に脂をつけず、血管をとりのぞき陳列・提供しています。
✅精肉店のお肉はプロが丁寧に下処理しているので、食べやすい。
会話からのお得な情報を貰える
精肉店では何気ない会話も魅力のひとつです。
今日のご飯は何にしようかと迷っていると、
「今日は豚ロースがオススメだよ!生姜焼きが美味しいよ!」
「カレーは、豚だけじゃなく牛を少し入れると美味しくなるよ」
などと教えてくれます。
料理の話だけではなく、天気の話、近くの美味しいお店の話など何気ない会話をしてくれます。
いつ訪問してもだいたい同じ店員さんが対応してくれるので、あなたのことを覚え好き嫌いも熟知してくれます。
「カレー用お願いします」
「はいよ!大きめカットでしたね」
このような何気ない会話が日常に変化をもたらしてくれ、まるで知り合いが近所にいるような気分になるでしょう。
親しくなるにつれ話す内容も深くなり、旅行に行った話、自慢話、人生相談などお肉を買いに行くよりも会話をしに足が運ぶかもしれませんね。
町の精肉店という、なじみのあったかい雰囲気のお店があるということは買い物へ行くのも楽しくなるでしょう。
リモート化や非対面サービスが進むことで失われつつある人との会話を精肉店では楽しめるでしょう。
精肉店お肉をで購入するデメリット
精肉店での買い物にはメリットはありますが、
精肉店で購入するデメリットもあります。
特に精肉店での買い物は会話が基本になってくるので、会話が苦手な人に精肉店は向かないかも知れません。会話が苦手な人にとってはスーパーがよいという人もいるでしょう。
また雨の日は、スーパーで肉以外もいっぺんに買い物ができたほうが便利なときもあるので、
その時々で、’自分にあった使い分け’をすればよいと思います。
価格が高い
精肉店ではスーパーなどに比べると、大量仕入れができないためどうしても割高になってしまいます。価格重視であればスーパーにはかないません。
しかし「安かろう悪かろう」「価格は価格なり」などの言葉もありますので、安すぎる価格は要注意です。
値段が少々割高ですが目が飛び出るほど高いわけではなく、細かい処理をしてくれるので加工賃と思えばどうでしょうか?
✅精肉店では値段が高い分、スーパーでは手に入らないような美味しいお肉を取り扱っていることもあります。
欲しい商品がない
小さな精肉店では大量に在庫を保管できないため、欲しい時に欠品していることがあります。
小さいお店だと、そもそも扱っていない商品もあります。
精肉店では基本的にお肉をメインに置いているので、
お肉屋さんで肉を購入し、ギョーザの皮が売っていなかった。
また、スーパーへ戻って買うということは避けたいものです。
✅メニューがすでに決まっている場合なんかは、無駄な時間を無くすためにあらかじめ確認するか電話で予約注文するということもできます。
まとめ
精肉店で購入するメリット、デメリットをまとめてみました。

精肉店ではレシピから相談でき、無駄なく家族に応じて欲しい分だけ購入することができます。
精肉店での購入メリット
お肉屋さんで買い物をしたことがない人が、少しでも行ってみようと思ってもらえると幸いです。
明日はほんの少し勇気をだしてお肉屋さんへ入店し、購入してみてはいかがでしょうか?
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