今回の記事ではいつも料理を作ってくれている感謝の気持ちを込めて
もっとおいしい料理が出てきてほしい!
といった気持ちを踏まえて、柳刃包丁をプレゼントしてあげたい!という単純な動機を持った方に向けたプレゼント用に買った柳刃包丁で失敗をしないためのポイントを4つ、まとめておきました。
柳刃とは?
柳刃包丁とは和食用の包丁の一つです。
切れ味がいいので、お刺身を引くときにしか使いません。
野菜やお肉を切るのに使ってもいいのですが、切れ味がいい分、刃が悪くなりやすいので、必要のないときはできるだけ使わないようにしまっています。
また柳刃包丁の中にはステンレス製になっていてさびにくいものもあるのですが、ほとんどが鋼でサビやすくなっています。
お手入れが大変ということもあるので、使っていると疲れる包丁でもあります。

今回、プレゼント用での購入を考えているのであればお手入れも簡単な初心者向けの柳刃包丁がおすすめです。
柳刃包丁を選ぶときの4つのポイント
プレゼントをあげる人の気持ちになるのはもちろんですが、包丁は何本も買い直すような消耗品ではないので、いろんな角度から考えて、慎重に選んであげたいところです。
ステンレスか鋼
柳刃の包丁は切れ味を上げるために鋼になっています。鋼のメリットは切れ味が良くなることですが、デメリットとしてサビやすいという点があります。
和食の職人さんは鋼のよく切れる包丁を毎日仕事終わりに砥石で研いでお手入れしていますが、家で家事をした後にクタクタに疲れ切っているのに包丁の手入れなんてしていられませんよね…
切れ味を重要視したいところではありますが、鋼の包丁は毎回使うたびに研がないといけないくらいに錆が回りやすいので、ご家庭内での普段使いにはステンレス製の柳刃包丁をおすすめしています。
最近ではステンレスの包丁でも切れ味がいいものも多いので、後先考えるとお手入れも楽で負担なく使えるのでプレゼントされた相手も気持ちよく長く使えることでしょう。
持ち手のグリップ感
多くのや柳刃包丁の柄は木でできていますが、木にも種類があり持ちやすい木肌があるので毎日キッチンで手に握ることを考えると、ぬくもりのある木を選ぶことをお勧めします。
包丁の柄は木以外にもステンレスになったものもあり、丸ごと洗えて衛生的にもきれいに保つことができるので、好みで選ぶといいでしょう。

プレゼントをあげる方の好みをわかっていますか?
包丁の重たさ
柳刃の包丁といっても重たさはいろいろ。
男性にとってはそんなに気にならない重たさであっても、女性にとっては負担になる重さの場合もあります。
店頭で持ってみた感じはその一瞬だけですが、キッチンで料理中に握っておくのとは負担具合も変わってくるので、ちょっと気にしておきたいポイントではあります。
キッチンの広さやまな板に適切な長さかどうか
私自身、24センチと27センチの柳刃包丁を持っていますが、家庭の中で使うのであれば24センチ以下の柳刃包丁をおすすめします。
あまりにも、まな板のサイズと包丁の長さがあっていないと扱いにくくなってしまいます。

ご自宅では切り身の状態から刺し身を引いていくことになるとおもうので、24センチ、または24cm以下の柳刃をおすすめします。
長い包丁は値段も高くなりがちでもあるので、お互いに気を使わない程度のプレゼントであれば小さめの包丁をお勧めします。
まとめ
今回の記事では柳刃包丁をプレゼントとしてあげることを考え中の方に気を付けたいポイントをまとめておきました。
- 持ち手の木の素材が手にフィットするかどうか。
- 包丁の重量が女性にとっても負担のない重たさであるか。
- 自宅のキッチンとまな板のサイズに適した包丁であるか。24cm以下がベスト。
- ステンレス製の方がお手入れもしやすく、和包丁に慣れていない方でも扱いやすい。
今度の記念日には扱いやすい柳刃包丁と新鮮な魚の切り身をプレゼントして、おいしいお刺身を引いてもらいましょう!